直行便 搭乗記

北の国から海外旅行

エバー航空(新千歳=台北)直行便 搭乗記

初めての海外旅行。台湾を北から南まで堪能してきました!(令和7年11月訪問)

【まずはじめに】
 筆者は「初めての海外旅行」、「初パスポートゲット」、「英語ができない」といった状況でした。
海外旅行に行ったことがない方は海外旅行ってハードルが高そう・・・そう思っていませんか?
私も今回、海外旅行に行くまでは以下のような不安・懸念がありました。

 ・簡単な英単語しかわからないから現地で困りそう
 ・海外に頻繁に行かないのにパスポート申請費用高いなぁ
 ・飛行機に乗ってる時間が長いから旅行は国内にしようかな
結論、上記のような不安・懸念は完全になくなりました!!
なんでそんな海外旅行に対して前向きになったのか・・・?その全貌は続きの搭乗記をご覧ください!

以下、記載している感想は全て個人的な感想としてお読みください。

【新千歳空港~搭乗~台湾桃園国際空港】
 10:00頃に新千歳空港国際線ターミナルに到着しました。
チェックインの開始が10:10からということもあり、
チェックインや出国手続はほとんど並ばず、あっという間に進むことができました。

初めての出国審査ということもあり、ウキウキ?ドキドキ?していましたが、
「思ったより時間がかからず、簡単だった!」という印象です。


 しかし、1点だけ私が失念していたのは保安検査の際に飲みかけのペットボトルを持ち込めないこと!
国内線を利用する際には、保安検査員の方に検査をしていただいた後に持ち込めますが、
国際線はNGですので気をつけましょう。

出国審査の過程で私が「国内線と違うな」と感じたところはそれぐらいでした。
 
 その後は、搭乗まで時間があったため、航空会社さん専用の有料ラウンジを利用しました
(国内線も含めてラウンジは利用したことがありませんでした)。

ラウンジはコンセントが付いている席があるほか、様々な飲食物が無償で提供されており、
とても有意義に過ごすことができました。

せっかくの機会なので、軽食をとりました!ランチに機内食をいただく予定だったため、 
ここでは軽くいただく程度にしました(個人的にはラーメンが美味しくて2杯食べてしまいました)。

ちなみにお酒もあり、飲めるタイミングであればぜひ飲んでみたいなと思いました!
 


 搭乗時間となり、エバー航空BR165便(台湾まで約5時間フライト)に乗りました。
座席毎に小さな枕が置かれており、長時間の空旅には欠かせない睡眠(私の場合ですが)のサポートアイテムは嬉しいなと思いました。

 初めての機内食は豚肉の料理を選びました。勝手に「肉or魚」を聞かれると思っていたので、
CAさんに英語で聞かれたときに最初???となりましたが、メニュー表を見せてくれたため視覚で
「豚肉か鶏肉」を聞かれているとわかりました。 
機内食も初めていただきましたが、「温かい!」「美味しい!」「ボリューム満点!」というとても満足のいく食事でした。

 


 美味しい機内食をいただいた後は、台湾をフルに堪能するため、ぐっすり睡眠を取りました。
なんと目覚めた時にはもう台湾に降り立っていました。 「もう着いたの・・・?早い!」と感じました。


 台湾桃園国際空港に到着した後は、入国審査です。
現在、台湾に入国するには、Taiwan Arrival Card(TWAC)というオンラインの申請を
入国3日前から登録を行い、事前にQRコードを入手する必要があります。
Webの登録画面は日本語で表記されているため登録は簡単に行うことができます。
入国審査は少し混んでおり10分程度待ちましたが、入国審査自体は数分で終わりました。
こちらも想像以上に簡単!!事前のオンライン申請のおかげで当日にやらなければいけないことが全然ないです!
しかし、一緒に旅行に行った方が登録時にパスポート番号を誤って入力しており
入国審査の際に再登録をすることになっていたため登録の際はご注意ください!

 
 両替は新千歳空港でもできますが、台湾到着後に手荷物受取レーンがあるエリアで行いました。
特に難しいことはなく現金とパスポートを出すだけで両替をしていただけました。
【台北市内】
 台北は台湾最大の都市です。日本との時差は1時間(台湾が1時間遅い)で、
11月の気温は15℃程で薄手の上着を着てちょうど良いぐらいの非常に過ごしやすい気候でした。
あと、個人的に気になったのは、歩行者用の信号機が切り替わるまでの時間が信号機に表示されるところです。
日本だと青から赤になるまでの点滅はいつまで点滅してくれるの?私の脚力で渡りきれる・・・?となりますが、
秒単位で渡って良い時間を表示してくれるので、安心できるなと感じました。


 台北の観光地としては、中正紀念堂や故宮博物院で台湾の歴史に触れたほか、
迪化街(テキカガイ)で台湾ならではの食べ物やインターネットで検索すると
「人気のお土産!」とされている漁師網バッグといったお土産を購入しました!


 また、臨江街夜市(リンジャンジエヨイチ)にも行ってみました!
台湾の夜市は、日本の縁日に近い雰囲気で、通りや広場にたくさんの屋台(食べ物・雑貨・ゲーム)が並び、
地域ごとに毎晩、または定期的に開催されています。
地元の人も観光客も気軽に楽しめる、台湾文化を象徴するにぎやかなスポットで、
私が行った臨江街夜市は、食べ物をメインとした屋台が並んでいる夜市でした。
ミシュランガイドのビブグルマンにも選ばれた有名なかき氷店で
「冷たいかき氷の上に熱々の白玉ごま団子が乗っている」スイーツをいただきました!
金木犀のシロップとレモン汁をかけて食べますが、非常にさっぱりしていてとても美味しかったです!
(かき氷の量がとても多いので注文の際にはご注意を)

 
【高雄市内】
 台北のあと、高雄に移動しました。移動は新幹線で2時間弱です。
新幹線の車内は座席の間隔も広いため、キャリーバッグは自分の足下にも置けますし、
車両の前後にもキャリーバッグを置くスペースがあるため、大きなキャリーバッグを持っていても心配なく新幹線を利用できます!

 高雄は寺院等のパワースポットが多い南国エリアであり、気温は25℃程で半袖でちょうど良いぐらいでした。
雰囲気としては、リゾート感のある南国エリアの中にカラフルな寺院や龍・虎をモチーフとした人気観光地「龍虎塔」など、
落ち着いた雰囲気の中に建造物からは凜々しさを感じる「落ち着きとかっこよさ」を感じる街でした。

  
 高雄では、蓮池潭(レンチタン)や三鳳宮(サンホウグウ)といったパワースポットを巡ったほか、
駁二(バクニ)芸術特区では台湾の芸術的な空間を感じることができました。

    
 また、フルーツかき氷もいただきましたが、練乳の氷を薄くふわふわにしているため、
パフェを食べているようでした。高雄は暑かったので、かき氷はオススメです。

 
【台南市内】
 台南は、台湾で最も歴史のある街であり、「台湾の京都」と言われているようです。
台南も高雄と同じぐらい温かく半袖でちょうど良い気候でした。
雰囲気としては、台南も歴史を感じるエリアですが、高雄とは雰囲気が違い、凜々しさといった感じではなく、
落ち着いた静けさを感じる歴史の街といった感じでした。
長旅でずっとアクティブに動きすぎると疲れるかも・・・?と心配の方は一息ついてゆっくりしたい際にもオススメです。


 安平古堡(アンペイコホ)や安平樹屋(アンペイジュヤ)、赤崁樓(セッカンロウ)といった
歴史的建造物を巡ったほか、日本時代に建設された林百貨では、食べ物から雑貨まで様々なお土産を購入することができます。

  
 赤崁樓には、学問の神様「魁星(カイセイ)帝君」が祀られており、参拝した後に隣にあるボールペンを貰うことができ、
そのボールペンを使えば受験に合格!というパワースポットになっているようです。
また、安平古堡の近辺にはくじ引きや射的といった出店があり、子どもも楽しめる場所となっています!
(私もスマートボールをやってみましたが楽しかったです)


 林百貨の屋上には神社・鳥居がある(林百貨にしかないようです)ほか、
屋上近辺の壁には当時、アメリカ軍から受けた爆撃跡が残っており林百貨が歴史的な建造物であることが感じられます。

 
【食事】
 食事は、ホテルや市内レストランでとりました。
滞在中は台湾各地で魯肉飯(ルーローハン)や小籠包、チャーシュー、カラスミ等の台湾名物をはじめ、
エビ料理やイカ団子といった海鮮料理、担仔麺(タンツーメン)
(そぼろ肉やエビの入った汁麺)やビーフンといった麺類など、様々な食事をとりました。
どの料理も共通して「薄味で食べやすく、素材の味がしっかり堪能できる」味でした!
ちなみに肉料理も味付けがあっさりしているため、たくさん食べることができます。
個人的には、お酒のお供としては「カラスミ」、ご飯としてはニンニク風味の揚げたエビがMVPでした!!

 
 台湾の方々は、食卓はみんなで囲んで楽しく食事!という方が多いようで、
レストランの席は10人ほど座れる円卓で食べることが多く、店内も賑やかで楽しい雰囲気で食事を堪能することができました。

 
【交通手段】
 台北駅には、バス、地下鉄、新幹線といった様々な公共交通機関があります。
1人で地下鉄(MRT)も利用しましたが、問題なく乗ることができました!
MRTカードは日本でいうSuicaやKitacaのようなカードとなっており、
事前にチャージしておけば改札は日本と同じようにカードをかざすだけで通ることができます。
チャージはコンビニでも可能なため便利です。

 また、驚いたのは・・・「安い!!」地下鉄を6駅分乗りましたが、日本円で約100円でした!
 


【台湾桃園国際空港~搭乗~新千歳空港】
 帰りは桃園空港に午前7時過ぎに到着しました。混雑する時間帯ということもあり、
チェックインまで10分少々待ちましたが、事前にエバー航空さんのアプリでオンラインチェックイン手続を行いましたので、
スムーズにチェックインを終えることができました。

 
 搭乗まで時間があったため、桃園空港第2ターミナルビルで、エバー航空の4つのラウンジがある中
の、
一つインフィニティーラウンジ(エバー航空のビジネスクラスの利用者等が利用できます)を利用しました。
ブッフェコーナーには台湾ならではの焼き芋や、アイスクリーム、肉まんやシュウマイなど魅力的な食べ物がたくさんありました。
座席もゆったりしており、出発前にくつろげる空間でした。


 その後、搭乗し、復路も機内食をいただきました(今回はパスタを選びました)!
往路同様、とても美味しく満足の行く食事でした。復路は朝が非常に早く眠たかったのですが
機内食を食べたい一心で睡魔に打ち勝ちました。皆さんも国際線を利用する際には機内食をぜひ堪能していただきたいです!

 美味しい機内食を堪能した後は、気づいたら新千歳に到着していました・・・!(旅の疲れかぐっすりでした)
偏西風の影響があり、復路の方がフライト時間が短い傾向にあります。

 

              
【まとめ】
 さて、冒頭で書いた不安・懸念ですが私の中では今回の旅行を通じて以下のとおり心境変化がありました。
 ・簡単な英単語しかわからないから現地で困りそう
  →台湾は漢字圏だから何となく書いてることがわかる!
  →観光地やお店の現地の方は結構、日本語で話してくれる!
  →意外と簡単な英単語だけでも伝わる!
 ・頻繁に海外に行かないのにパスポート申請費用高いなぁ
  →行ってみたら楽しい・・・他の国にも行ってみたい!
  →有効期限はありますが、当面の間の海外旅行代の一部だと思えば高くないなぁ!
  →ちなみに北海道エアポートさんが12月15日から、パスポートの取得キャンペーンを実施予定ですので、
   興味のある方はぜひチェックください!

   https://va.apollon.nta.co.jp/hap_passportcp/
 ・飛行機に乗ってる時間が長いから旅行は道外にしようかな
  →個人差はあると思いますが、想像以上に空旅の時間は短く感じました!機内食を食べたり、
   睡眠をとったり、機内で映画を見たりしていたら時間は短く感じると思います。

 最後に、私が感じた台湾の魅力です!!
 ・言語が漢字だからニュアンスで書いていることがわかる。
 ・現地の方はとても親切な方が多い。(お土産のお茶を選んでいた際にフランクに日本語で丁寧に
  お茶の種類を教えてくれました!)文章では伝え切れませんが本当に現地でそう思いました。
 ・ご飯も美味しく、日本人の味覚に合う。
 ・一言に台湾と言っても北から南まで特徴は様々。
  有名なエリアを中心に自分の興味あるものを見
つけて行き先を決めることで自分の好きな旅行の形を実現できる。
 ・海外の中では移動距離が短い方(新千歳から台湾まで約5時間です)。

 今回の経験を通じて、ぜひ他の国にも行ってみたいと感じることができました!
 
公式SNS
HOKKAIDO LOVE!
新千歳空港
旭川空港
函館空港
帯広空港
きたぴょんバナー上